ばね指〔弾発指〕

この様なお悩みはございませんか？

• 毎朝の起床時、指にこわばりを感じて、手指の動きが悪い
• 心なしか出産後から手指が伸びにくくなった気がする
• 手指が痛むが、年齢のせいだろうと思い治らないと思っている
• 指を曲げ伸ばしするとギシギシしている様で気になる
• 指が曲がったままの状態から戻らない
• 指の曲げ伸ばしが滑らかでなく、明らかに途中で引っ掛かっている気がする

ばね指（弾発指）とはどんなものか

ばね指（弾発指）の原因とは

ばね指の原因は主に、仕事内容による手の使いすぎや家事での手の使いすぎ、出産後や更年期によるホルモンバランスの影響、また糖尿病や関節リウマチをお持ちの方なども末梢の血行が悪いため、ばね指の症状が出てくる事もあります。

また、ピアノやギターなどの演奏家の方にも、症状が現れるケースが多くあります。

ばね指の初期症状としては、指の付け根に違和感を感じる所から始まります。そうしてそのまま指を使いすぎてしまうと、あとで痛みが出るなどの症状が出てきます。

この状態から進行してしまうと、関節の部分や手のひら全体にこわばった様な感じがしてきます。指の曲げ伸ばしをする動作がぎこちなくなったり、痛みが出たりしてきます。これがいわゆる腱鞘炎の状態です。

そうしてその状態から更に進行していくと、しだいに指を伸ばす時に引っ掛かりを感じる回数が増えてきて、指の曲げ伸ばしが痛いという状態になってきます。

この様にばね指とは、初期症状から段階を経て、徐々に悪化していくものなのです。

そしてひどくなってきて指を動かすと激痛が走ったり、朝起きた時、指が曲がったまま伸びないことがあるなどの症状になってくると、手術の必要が出てきます。

近年の医療技術の様々な発展や進歩により、「ばね指の手術」というと、それほど負担のかかる手術では無いのでは無いかとのイメージもあるかと思います。

もちろん、それは現代においては言える事なのですが、病院によってかなり技術の差があるようです。「小さい傷で済む」と思っていても、実際にうけてみると思っていたよりも気になるくらいの傷が残ってしまう場合もある様ですので、とにかくいろいろ調べて、信頼できる病院にお願いすることが大切だと思います。

また、手術さえすれば元通りになるという事ではありません。

手術によって指の腱に引っ掛かりがなくなるため、「ばね指」の症状と激しい痛みは治まりますが、完全に痛みや違和感が取れるまでには（もちろん人によっての程度は違ってきます）約一年くらい、違和感がほとんどなくなるまでにはさらにそこから数か月かかるともいわれています。

手術を終えても、なぜ治りきるまで時間がかかるのか？

それは「手術で腱をスムーズに動くようにしても、周りの筋肉は硬いまま」だからです。指周りの筋肉の伸び縮みがしにくいと血液のめぐりが悪く、回復するまで時間がかかってくるのです。

ばね指の予防の一つとして、違和感のある方とは反対の方の手を使う、ストレッチをするなどがあります。

一般的に、親指や中指に症状が現れる事が多いともされておりますが、

日頃の仕事内容の手の動作や家事の負担で起きてくるものですので、片方の手だけに違和感が出てくるケースよりも、両方の手に症状が出てくる事が多いので、「両方の手のどちらにも違和感があるのだけど…」とお悩みの方であれば、困ってしまいますよね。

サポーターをつけるにしても、違和感のある手が片方、または指も一部だけであると感じていらっしゃる方ばかりではありませんし、両手ガチガチにサポーターをつけてしまうと、仕事や家事に差し支えが出てきて辛いから何も出来ずにそのままになっていらっしゃる方もおられると思います。

ばね指は、進行が進む程、完治までに時間がかかってしまいますので、初期の段階での対処が非常に重要になってきます。

「指の違和感」「手の違和感」を感じてきたら、どんな小さなお悩みでも大丈夫ですので、つくば市のえみんぐ接骨院へお越しください。ばね指の症状が進行する前に、一緒に対処していけますよう、力になります。

また、ご自身ではあまり意識していなくても、ばね指になりやすい方は、常に肩や腕に余計な力が入っていてカチカチに硬くなっていることが多い様です。

その為、本当は指だけでなく他の場所にも負担がかかっている状態でも、最初に負担がかかった「指」に強い痛みが出てしまったというのです。

指と全身の調整に向けて、対処していきましょう。